4.小規模事業者持続化補助金の実話 反省その1
締切(令和5年5月末)に間に合わせるためにエイヤで事業計画をまとめて、締切ぎりぎりで書類を提出しました。「診断士なんだから、自分の事業の補助金申請が通らなかったら恥ずかしいヨー。」などとお尻をたたかれながら、いえ、励ましの言葉をいただきながらの書類提出でした。
補助事業計画の内容は、「ウォーターヒーリングサロンととべりぃの新規顧客開拓のための施策」です。具体的には、新規顧客開拓のためのサロン改装、チラシ配布、看板設置、ホームページリニューアル等を盛り込みました。
8月の半ば、小規模事業者持続化補助金事務局よりピンクの封筒が届きました。私の補助金申請、結果なんとか採択されておりました。
通過したものの、軽い燃えつき症候群になってしまい、なかなか補助事業を実施する気持ちになれません。実は、補助事業の実施をやめてしまおうかとウダウダと思い悩んでおりました。しかし、「補助事業を一度断ると、二度と採択されないかもしれないとのこと。それは中小企業診断士としてマズい。」と思いました。
それで、やっと重たい腰を上げて、10月から補助事業をスタートしました。そして、この2月に補助事業をなんとか終了することができました。外注のみなさまのおかげです。感謝しています。
補助事業が終了してホッとしていたら、なんと「その完了報告書を1ヶ月以内に提出しなくてはならないとのこと!」びっくり!です。やっと繰り返し読み込んでみると、提出した計画内容をけっこうきっちりその効果まで報告しなくてはなりません。その中には、時が過ぎて忘れかけていた内容もありました。
反省1.
事業計画は、しっかり練った方がいいです。私の場合、コンテンツを盛り込み過ぎたように思いました。やるべきことを絞って、丁寧に計画した方がよかったです。「あれも要るかな。これも要るかな。」と事業をすすめる中でやりたい施策が出てきた場合、修正が必要になります。スムーズな補助事業実施のためにも丁寧な計画を心がけたいです。そうすることで完了報告書作成がより取り組みやすくなるかもしれません。
反省2.
後の読み込みでわかったことですが、見積書や発注書などは、推奨のテンプレートがありました。事業を実施していく中で使うとよかったです。実際、後になって業者さんに書き直しをお願いしました。
反省3.
提出書類は、それぞれの事業ごとに見積書、発注書、納品書、請求書、領収書がきっちり必要です。特に、日付が大事。領収書について支払は、基本、通帳のやりとりなので、通帳のコピーでの送金証明が必要です。私は送金の際の支払手数料がもったいなくて、4事業に対する支払をまとめて全額送金してしまいました。完了報告書作成時、業者さんにお願いして、事業ごとの領収書を発行していただきました。申し訳ないことです。(^◇^;)
反省4.
ひとつの事業ごとに見積書、発注書、納品書、請求書、領収書をまとめる必要があります。それぞれの事業は、独立して考え、ごちゃまぜにしないようにする必要がありました。
頭の中もごちゃ混ぜでしたので、はじめから切り分けて考えられたらよかったと思います。